新年明けましておめでとうございます
玉井商店の2022年が始まりました
おはようございます。
遅ればせながら新年明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
昨年は大変お世話になりました。
ここ1.2年は弊社にとって変化の年だったと思います。
コロナで当たり前のものが当たり前じゃなくなり、様々な方面に大打撃を与えました。私たちアパレル業界も例外ではなく、工場から小売りまで全ての範囲で影響が出ました。
そんな中、新しいことにチャレンジしなければ!ということで色々なことに挑戦してきました。ということで、改めてここ最近(1.2年)の出来事を振り返ってみました。
私からみた弊社の変化を感じたことなど含め書いていきます。
NODALという足袋ソックスブランドの立ち上げ
今まで自社ブランドというものを作ったことがなかった私たちが、足袋型に特化したソックスブランド「NODAL」を立ち上げました。
足袋ソックスというまだ一般的にメジャーではないプロダクトを広めるというミッションを掲げ、足袋屋である背景を持つ私たちが0から組み立てたブランドです。現在はオンラインストアはじめ全国でのポップアップストアや小売店などへの卸など、幅広く展開しています。
NODALとは物事が交わる接点という意味で、足袋製造で培った知識や良さをソックスと混ぜ合わせ、ファッション・スポーツシーンに向けた新しいプロダクトを発信していきます。
足袋屋がつくったマスク
コロナの影響で阿波踊りが無くなり、足袋が全く売れないという状況になりました。売れないということは工場も稼働しません。元々昔より需要が減少している足袋業界、このままでは伝統がなくなってしまう。なんとかしないと!ということで、当時世界的に不足していたマスクを徳島の足袋工場で作ろうという話になりました。
足袋は一つ一つ手作業で作られているため、その縫製へのこだわりを100%マスクに反映させることができると感じました。
マスクの表生地は白のナイロン足袋に使用されている良質な物にし、裏地も肌触りの良い生地を。そして生地に抗菌加工を施しました。白足袋の純白、綺麗なイメージがマスクの衛生面に対する安心感を与えると考え、選定しました。そしてやはり白色が一番使いやすく、受け入れられやすい色だと考えました。
耳掛けの紐も不足していたので紐は靴下の工場で靴下生産時に出る端材を使用しました。
この端材は普段はゴミとして廃棄されますが、肌触りの良い輪っかの紐はマスクの耳掛けには最適でした。
結果的に、このマスクは多くの方にご購入いただきました。
足袋工場の方も長い間バタバタしてました。笑
クラウドファンディングを始めました
新しいプロダクトを作るにあたり、テストマーケティングとしてクラウドファンディングを活用しました。弊社としては初めての試みで、手探りながら少しずつ組み立てていきました。
プロジェクト公開時の緊張感はなんとも言えない感覚。
結果的に現在2つプロジェクトを打ち、無事目標金額に到達しました。
クラウドファンディングを実施した「雪駄」「ポッサムストールブランケット」ともに現在オンラインストアで販売していますのでよかったらぜひ覗いてみてください。
玉井商店のHPをリニューアルしました
玉井商店のHPは昔からありましたが、全く更新されることなくネット上を浮遊していました。個人的には更新されないHPは情報確認のためにしか使うことがなく(そもそもその情報も古いという、、)リピートして見ることがないので新規のお客様が見ると少し不安になると思います。。
ということで昨年、心機一転新しいHPを作りました。上記に記載した通り弊社のブランドやECサイトも増えてきて情報が多くなってきたためそれらのコンテンツの核となるHPを作ったという感じです。玉井商店ってどんな会社?とかどんなブランドを持っているの?とか。このブログもそうですが、これから更新を頑張っていきたい所存です。
まだ準備中のコンテンツもありますが、楽しみにしておいてください!
あとは
・欧米向けのOEMを始めたり
・靴下以外のプロダクトを作ってみたり etc…
などなど色々ありました。
最後に
ざっとこんな感じでしょうか。もちろんこれらは新規事業であり、これから広げていくための一歩です。今まで通り量販店やブランドのOEMは続けつつ、新規開拓を行なっていくという形です。新しいことについては全てが手探りの中、失敗や反省を重ねてなんとか形にしていくことができました。これからも探究心を持ち、様々なチャレンジをしていきたいと思っています。
本年も社員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。